落ち葉用の掃除機があると聞きました。おすすめを教えて下さい!
使い方がよく分かりません
掃除機の他にもおすすめの商品があれば教えて!
このような疑問に答えます。
落ち葉を掃除するのに便利な屋外用掃除機ですが、種類が多く選ぶのに困ってしまいますよね。
そこで、プロの視点で、掃除機の性能や使い勝手を元にしてランク付けしました。
仕事で掃除をする機会の多い庭師のリアルな意見を参考にしています。
買ってから失敗したくない人は、ぜひ参考にしてみてください。
福森造園三代 庭師 庭ラブ管理人
福森 一平
年間250日、100件以上のお寺・個人宅を剪定
技術はあるけどアナログな親方にかわり、受け継がれた剪定の技、庭づくりの技術を発信中。「はじめての人にも分かりやすく」をコンセプトに、庭を愛する人のための情報メディア「庭ラブ」を運営しています。
福森造園公式HP:https://fukumori-zoen.com
落ち葉・枯葉の掃除機(ブロワバキューム)とは?
落ち葉や枯葉を掃除する専用の掃除機をブロワバキュームと呼び、ブロワー(ブロアー)と呼ばれる風を作り出す機械に、吸い込むためのバキューム機能を搭載しています。
ブロワバキュームの3つの特徴
特徴① 落ち葉を吹き飛ばすブロワ機能
強力な風で落ち葉や小石を吹き飛ばします。
商品によって風の強さが違い、家庭用のお手軽なものから、プロが使う大型のものまでさまざまです。
洗車のあとの水滴を飛ばすのにも使えます!
特徴② 落ち葉や小枝を吸い込むバキューム機能
掃除の面倒な落ち葉も強力な吸い込み機能であっという間にキレイにします。
特徴③ 吸い込んだ落ち葉や小枝を粉砕
吸い込んだ落ち葉や小枝は機械の中で粉砕されて小さくなります。
体積が小さくなるのでコンパクトにまとめで捨てることができて非常に便利です。
肥料としても使えるので、畑や花壇などにも使えます。
落ち葉用掃除機(ブロワバキューム)は大きく分けて3種類
ブロワバキュームは下記の3種類に分けれます。
- エンジン式
- コンセント式
- バッテリー式
それぞれ見ていきましょう。
エンジン式ブロアバキューム
エンジン式は3種類ある中でもっともパワーがある掃除機(ブロワバキューム)です。
公園などの広い場所で使うことを目的に作られているので、大型の商品が多く、一般家庭で使うにはパワーを持て余してしまうでしょう。
コードレス式(バッテリー式)ブロアバキューム
コードレス式は付属の充電式電池で動きます。
一般家庭向けに作られているので、女性でも取り扱いやすいように小型の商品が多く、値段も手頃で気軽に使えることから人気があります。
中にはプロも使用する、パワーの強いものもあるので用途に合わせて商品を選ぶことができるのも魅力。
私もマキタのコードレス式を愛用しています!
コンセント式ブロアバキューム
コンセント式は家庭用のコンセントに差し込んで使用します。
エンジン式とバッテリー式の中間の商品と考えていいでしょう。
パワーもあり、使いたいときにコンセントに差し込んですぐに使えるのが魅力ですが、場所を選ぶことやコードが邪魔になるという注意点もあります。
【一般家庭向け】落ち葉掃除におすすめの掃除機(バキューム)ランキングベスト3
家の周りやお庭を掃除するのにオススメの掃除機をランキング形式で紹介します。
1位 マキタ(Makita) 18V充電式ブロワ MUB187DZ
工具メーカー大手のマキタの2022年の新商品。
コードレス式の使い易さに加えて、吸引力も強いのでコレが1台あれば、家庭でも仕事でも活躍すること間違いなしです。
ノズルの長さを調節したり、付属の肩掛けバンドを使用すれば女性でも簡単に使うことができます。
2位 京セラ(Kyocera) 旧リョービ ブロワバキューム RESV-1000
京セラ(Kyocera)ブロワバキューム RESV-1000はコンセントに差して使用する屋外用掃除機。
家庭用のコンセントを使用するので、吸引力が強く、落ち葉だけでなく小さな枝なども一緒に吸い込めます。
同型の製品の中でも軽く、使いやすいのが特徴です。
3位 ブラックアンドデッカー ブロワー バキューム
世界最大の電動工具メーカーであるブラックアンドデッカーの商品です。
上記の2つに比べると小型で軽いのが特徴。扱いやすい反面、吸引力は弱め。
ほうきや熊手では取りきれない小さな落ち葉を掃除するのには便利ですが、あくまり大量の落ち葉を吸うことはできません。
【広いお庭・業務用】落ち葉掃除におすすめの掃除機(バキューム)ランキングベスト3
庭が広い、木が多く落ち葉の量が多い、このような場合は、吸引力の強いモデルの方が効率よく掃除することができます。
おすすめの機種をランキングしたので参考にしてみてください。
1位 マキタ(Makita) 充電式ブロワ(バキュームキット付) MUB363DZV
バッテリーを2つ使用しており、非常にパワフルなブロワバキュームです。
コードレスで取り回しも良く、エンジン式のように燃料やメンテナンスの必要が無いのも◎。
大型で風の力も強いので、特に広い場所での活躍が期待できます。
2位 ケルヒャー(KARCHER)BLV 18-200
清掃機器で有名なケルヒャー製の商品です。
比較的新しい商品のためか、あまり知られていませんが、商品の性能は上記のマキタと同等の能力があります。
ダストバッグと呼ばれる吸い込んだ落ち葉を入れる袋は45Lの大容量。
プロの仕事にも使える1台。
3位 ハスクバーナ エンジンブロワバキューム125BVx
農林機械メーカーの大手のハスクバーナのエンジン式のブロアバキューム。
エンジン式なので非常にパワーが強いのが特徴。
ガソリンを燃料とするので、初めての1台にするには取り扱いが難しいかもしれませんが、広い範囲の掃除をする時は活躍すること間違いなしです。
落ち葉の掃除機!ブロワバキュームを効率よく使う5つのコツ
せっかく購入したブロワバキュームも使い方次第で掃除の効率が格段に変わります。
そこで、掃除を効率よくおこなうためのコツを5つ紹介するので、参考にしてみてください。
コツ① 大きな枝やゴミは先に片付けておく
ブロワバキュームは大きな枝やゴミは吸い込むことができません。
あくまで、落ち葉や小枝を吸い込む機会です。無理やり吸い込んでしまうと、故障の原因にもなってしまうので、先に大きなゴミを片付けておくことで効率よく作業できます。
コツ② 壁を使って集める
壁をうまく使うことで落ち葉を集めやすくなります。
具体的には、まずは落ち葉を壁に寄せるようにして集めてから、今度は壁に沿うように集めていけば効率よく落ち葉を集めることができます。
コツ③ 石を吸い込まないように少し浮かせる
地面に石などがある場所でブロワバキュームを使う場合は、石を吸い込まないように少し浮かせて使用しましょう。
ノズルの高さを調節すれば、落ち葉だけを吸い込むことができます。
コツ④ 地面が濡れているときは使用を控える
地面が濡れているときは掃除機の使用は控えましょう。落ち葉が地面に張り付いて、作業の効率が悪くなります。
それだけでなく、本体内部も必要以上に汚れてしまい掃除が大変です。
晴れた日にあらためておこなうか、ブロワ機能のみを使って、バキューム機能は使わないで掃除をするのがいいでしょう。
コツ⑤ 無理にバキューム機能を使わない
便利なバキューム機能も状況によっては、かえって時間がかかる場合があります。
例えば大量の落ち葉がある場合は、ブロワ機能や熊手でかき集めてから袋に入れて、最後の仕上げでバキューム機能を使うようにしましょう。
無理に吸い込み機能を使わずに状況に合わせて使い分けることが重要です。
落ち葉の掃除機!ブロワバキュームを使えば掃除も楽チン!
今回は落ち葉掃除におすすめの屋外用掃除機、ブロワバキュームを紹介しました。
非常に便利な道具なので、一度使ってみてください。身体への負担が減って落ち葉掃除が楽しくなりますよ!
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